年末の恒例行事の「注連縄づくり」のご紹介です。
注連縄は、神事の神聖・清浄な場所と、下界とを区別し、ケガレなどの災禍の進入を防ぐために張る縄です。注連縄を張り巡らした場所は、神聖で不可侵な場所とされます。(古代には、「しめ縄を」を「尻久米縄(しりくめなわ)」といい、「くめ」とは「出す」の意味で、藁(わら)の尻を久米おいて(出して)垂らした縄なので、こう呼ばれたそうです。)
多気比売神社では、神木、鳥居、拝殿、末社などの注連縄を氏子達が総出で参加し、藁で編みます。この藁は、稲刈りの後に束ねて残し、2日ほど前に水に浸して柔らかく編みやすくして持ち寄ります。23戸の氏子さんたちは、境内や拝殿などの掃除をする人と、注連縄づくりを担当する人に手際よく分かれて活動します。
|
.jpg)
HPづくりでお世話になっている
先輩や友人がビデオ撮影を引き受けてく
れブログに載せてくれたり、写真の提供
をしてくれました。 |