




 |
(1) 本殿
屋根・・入母屋造り 建築・・権現様式
拝殿の正面上部にしめ縄と鈴緒が吊られ、瓦ぶきの屋根の中央に神紋がある。祭神が安置されている本殿と拝殿の
間に祈願を行う幣殿がある複合建築。
 |
 |
拝殿(正面) |
拝殿・幣殿・神殿 |
 |
 |
拝殿上部の神紋 |
神紋(十六弁八重菊) |
(2)神木・・椎の木
参道の右側にある大木で注連縄がかけられている。鳥居をくぐってすぐ右側に市の指定天然記念物「多気比売
神社の
大シイ」が構えている。
|
 |
神木は神霊がよりつく木という伝えがある。人間の
寿命よりもはるかに長生きしている樹木は、長い年
月を生き抜いてきた強い生命力の象徴で、昔の人
は、それにあやかりたいと信仰の対象としてあがめてきたようである。 |
市指定天然記念物 多気比売神社の大シイ |
昭和36年4月1日指定
この多気比売神社は、平安時代の書物である「延喜式」(927年完成)に収められている神名帳にその名が記さ れ ている市内で最も古い神社であり、その祭神は「豊葦建姫命」である。また、この神社は「ひめみやさま」と親しまれ、古くから安産の神として婦人の信仰を集めてきた。
現在、市指定天然記念物となっている「多気比売神社の大シイ」は、樹齢約600年と推定され、その規模は以下のとおりである。
樹高 13m 根廻り 6.7m
枝張り 17m(南北) 14.1m(東西)
境内にある他の樹木とともにこの大シイは、鎮守の森として篠津地区の人々の信仰と親愛の情によって守られ、今なお、五月末ごろには黄色い房状の花が咲き、やがて小さなシイの実をつける。
昭和62年3月 桶川市教育委員会 |
 |
 |
|
上へ(最上段にもどります)
|
|
|
|
|
|